サツマハオリムシの簡単な紹介です。

タギリカクレエビ(4-11)
タギリカクレエビの簡単な紹介です。


テナガエビ科
生息地:鹿児島湾の一部の海域
タギリカクレエビは、錦江湾で採集されたサツマハオリムシの
棲管と呼ばれる管の間にいるところを発見されました。
その後、鹿児島大学の大富教授らによる研究で
2001年12月、新種であることが報告されました。
和名の「たぎり」は、錦江湾奥部で
古くから火山ガスが湧き出すことで知られる場所で
発見されたことにちなんだものだそうです。
ラテン語の学名も、和訳すると
「温泉好きのカクレエビ」という意味が込められているそうです。
タギリカクレエビは、サツマハオリムシのコロニーの中でしか見つかっていないため
サツマハオリムシと同様、化学合成生態系の一員だとされています。
しかし、サツマハオリムシとどのような関係をもって生きているのか
その生態はいまだに明らかになってはいないそうです。