マツカサウオの水槽(4-3)

マツカサウオ科生息地：北海道南部以南、西太平洋〜オーストラリア南部大きくて互いにつながった鱗でできた装甲が体のほとんどを覆っています。その姿が「まつかさ」のように見えることが名前の由来だそうです。主に浅瀬の岩礁域に生息していますが錦江湾では１００ｍ以深にも生息しているとのこと。あごの下に発光器があり...

ハタンポ科生息地：千葉県以南、小笠原諸島体高の高い丸い体に長い臀鰭が特徴的です。錦江湾の個体は尾びれが黄色いそうです。鱗は柔らかく、とてもはがれやすいため採集が難しい魚だそうです。パタパタとはばたくようにして胸びれを動かしながら泳ぎます。夜行性で、昼間は大きな岩陰などで群れています。味も良く時に食用...

フサカサゴ科生息地：北海道南部以南の各地、東シナ海沿岸の岩礁域に普通に生息しています。魚食性が強いために小型魚類は捕食されることがあり同居できる生き物が限られているそうです。卵胎生で、通常は腹内で孵化した稚魚が少し成長してから産出するそうですが飼育下ではゼリー状の物質にくるまれた卵塊として産卵するこ...

ベラ科青森・千葉県以南の琉球列島を除く日本各地、済州島、台湾等に分布沿岸の岩礁域やサンゴ礁の周辺、沙底に多く生息体長は15ｃｍほど体に転々と星のような模様があります。日中活発に動き回り夜は岩陰などで休みます。肉食性で、甲殻類や底生生物などを主に捕食します。この水槽のトップへ

テンジクダイ科生息地：南日本、日本海、瀬戸内海、東シナ海、琉球列島など日本近海に広く分布浅い岩礁域に生息し成魚は単独でいることが多いです。体側に4本の暗色の縦帯があり尾柄部に黒い円班があります。体長は10〜12cmほど。夜行性で、動物プランクトンや小型の底生動物を捕食。この水槽のトップへ

テンジクダイ科生息地：相模湾以南、東シナ海、フィリピン体に二本の横帯がありますが成魚では不鮮明になります。体高が高く、頭部が大きいため丸みを帯びたシルエットです。水深２０ｍ程までの砂泥底で岩陰などに単独か数匹で暮らしているそうです。この水槽のトップへ

ハリセンボン科生息地：北海道〜琉球列島、世界中の熱帯〜温帯域の浅い岩礁やサンゴ礁域体長60ｃｍ前後まで成長するそうです。うろこが棘状で触るとかなり痛いとのこと。定置網などに入っても棘が硬くて調理しづらいのであまり市場には出回っていないようですが調理法によってはぶ厚い皮もプルンとした食感になりおいしく...

フグ科太平洋沿岸、急流沿岸、伊豆諸島や小笠原諸島など、インド太平洋に広く分布水深30ｍより浅い岩礁域や藻場に多く生息肉食性で、棘皮動物や軟体動物、小魚などを主に捕食キタマクラという名前は死んだ人を北向きに寝かせることから猛毒のフグということでついた名前です。体は20ｃｍ足らずと小さめですがテトロドト...

イセエビ科生息地：茨城県以南の太平洋側、韓国、台湾沿岸浅所の潮だまりからサンゴ礁域、やや深場の岩礁域まで広く生息ｊしていますが波当たりの良い岩場周辺に多いようです。「かごしま旬のさかな」に選ばれていて８月下旬に漁の解禁を迎えると各地で祭りが開催される高級食材です。鹿児島では「エッガネ」とも呼ばれます...

オウギガニ科千葉から九州沿岸などに生息細長い脚が松葉のように見えることが名前の由来と言われています。主に甲殻類や小魚を捕食冬場に山陰地方で水揚げされる「松葉ガニ」は実はズワイガニのオスを指す地方名でこちらの正式和名が「マツバガニ」のカニとは別物です。この水槽のトップへ

アルキオネイア科熱帯、亜熱帯の浅い海域に生息する八放サンゴ類の一種です。白やピンクなど多様な色があり、海底を彩る美しい花のような存在です。トゲトサカは海水中の栄養分を吸収しそのエネルギーを利用して成長しますが光合成も行うので光のある場所を好みます。この水槽のトップへ

キサンゴ科生息地：本州中部以南潮当たりの良い岩礁域の裏側やオーバーハングした下側でよく見られます。分裂して増殖するため条件が良ければ大きな群体を作ります。この水槽のトップへ