鹿児島の深海（4-7）

ノコギリザメ科生息地：北海道〜沖縄諸島水深２００〜４００ｍの砂泥底に生息する深海ザメでノコギリ状の吻が特徴的です。吻の下には１対のヒゲがありヒゲに獲物が触れるとノコギリを勢いよく突き刺して獲物を海底に押さえつけて捕食します。水槽でも、餌やりの時にはこの行動が見られるそうです。冬の錦江湾では水深８０ｍ...

トラザメ科生息地：北海道南部以南〜東シナ海、台湾、ニュージーランド水深20ｍ前後〜200ｍ位までの岩礁に生息。大きくなると1ｍを超えます。水や空気を吸い込んで体をふくらませ敵を威嚇する習性があるそうです。食欲旺盛で様々な魚類や無脊椎動物等を捕食。ナヌカザメは卵生で、俗に『人魚の財布』とも呼ばれる巾着...

ガンギエイ科生息地：日本全国の沿岸部エイの仲間で地域によっては食用として市場に出回ることもあるらしいです。この水槽のトップへ

フサカサゴ科生息地：青森県〜韓国南岸、東京以南〜鹿児島、東シナ海、台湾、南シナ海水深７０〜３００ｍの砂底や砂れき底に生息。ヒレの赤い斑点が特徴的です。錦江湾には生息しないとされていましたが刺網漁で初めて捕獲されたそうです。その後、湾内の底曳網漁でも混獲されているとのこと。水槽内の個体は週に１回程度し...

イトヨリダイ科生息地：千葉県以南〜琉球列島、台湾、フィリピン、インドネシア、インド洋、紅海、南アフリカまで広く分布水深50〜1００ｍの岩礁域や砂底に生息。体長は20ｃｍ程で砂底や泥底にいる底生生物を捕食します。この水槽のトップへ

イットウダイ科生息地：青森〜九州までの日本海、太平洋、東シナ海沿岸、小笠原諸島〜済州島、西太平洋、オーストラリア体色は鮮やかな赤色で体長は30ｃｍほどになるそうです。やや深い岩礁域、砂底域に生息。この水槽のトップへ

マツカサウオ科生息地：北海道南部以南、西太平洋〜オーストラリア南部大きくて互いにつながった鱗でできた装甲が体のほとんどを覆っています。その姿が「まつかさ」のように見えることが名前の由来だそうです。主に浅瀬の岩礁域に生息していますが錦江湾では１００ｍ以深にも生息しているとのこと。あごの下に発光器があり...

キントキダイ科生息地：青森県以南の日本各地、東シナ海〜台湾、釜山、済州島、インド・西太平洋域、東太平洋、西大西洋熱帯・亜熱帯の大陸棚縁辺水深９０〜３３０ｍに広く生息しています。大きな目と縞模様が特徴的で全長６０cm位まで生長するそうです。この水槽のトップへ

タイ科琉球列島を除く南日本、朝鮮半島南部、東シナ海、台湾などに分布水深５０〜２００ｍの沖合の砂礫底に生息甲殻類や多毛類、軟体動物などを捕食します。マダイと同じような食味で、マダイよりは安価なため鯛の塩焼きとして代用されることも多いそうです。この水槽のトップへ