錦江湾の深みへと続く断崖（4-4）

ハタ科生息地：南日本、中・西部太平洋やや深場の岩礁域に群れをつくって生息しています。やや深場にいる魚ですが錦江湾では数ｍの浅場でも見られるそうです。メスからオスに性転換し模様が変わります。群れの中でのリーダー格がオスになり残りはメスのままハーレム状態になるそうですが水槽の中ではオス化するものが多くな...

チョウチョウウオ科生息地：下北半島以南・兵庫県以南、台湾、フィリピン、インドネシア水深２００ｍまでの岩礁域などに1〜数尾で生息します。深場を好む魚ですが錦江湾では数ｍの浅場でも見られることがあるそうです。サンゴのポリプをつついて食べます。この水槽のトップへ

テンジクダイ科生息地：相模湾以南、東シナ海、フィリピン体に二本の横帯がありますが成魚では不鮮明になります。体高が高く、頭部が大きいため丸みを帯びたシルエットです。水深２０ｍ程までの砂泥底で岩陰などに単独か数匹で暮らしているそうです。この水槽のトップへ

スズメダイ科生息地：千葉県および長崎県以南の南日本全長10ｃｍほど。水深5〜30ｍの岩礁域やサンゴ礁外縁部浅い場所から中層まで生息しています。この水槽のトップへ

ベラ科生息地：千葉県小湊以南、西部太平洋、ハワイ諸島、南アグリか他の魚の体についた寄生虫を食べる「クリーニング行動」が知られています。大型魚ではエラ孔や口の中に入ってクリーニングをします。他の魚もこの行動を知っていておそうじしてもらうために口やエラ孔を開いたり寄ってきたりします。この水槽のトップへ

ベラ科生息地：南日本、朝鮮半島南部、台湾、東シナ海、南シナ海体側に暗色とそれに接する白色帯が斜めに走っているのが特徴的です。体長は最大４０ｃｍほど。岩礁域に生息し定置網や刺網漁などでもよく混獲されるそうです。船釣りで釣れることもあり刺身や煮つけなどで食べると美味しい魚です。この水槽のトップへ

ガンガゼ科岩礁帯に生息し殻は5〜9cmですが棘は20�p以上にもなる大型のウニです。全体が濃い紫色で鮮やかな青や白の斑点があるものもいます。棘は細く簡単に折れます。この長い棘には毒があり刺さると激しい痛みを起こします。この水槽のトップへ

キサンゴ科生息地：本州中部以南潮当たりの良い岩礁域の裏側やオーバーハングした下側でよく見られます。分裂して増殖するため条件が良ければ大きな群体を作ります。この水槽のトップへ

キサンゴ科駿河湾以南に分布やや深めの岩場などに生息肉食性で、大きな触手を水中に広げてプランクトンなどを捕まえて食べます。この水槽のトップへ

ウミカラマツ科生息地：本州中部以南黄色で四方八方に枝分かれします。この水槽のトップへ

ウミカラマツ科生息地：本州中部以南ツノサンゴの仲間で色彩は白や橙など様々です。表面には無数のポリプが並んでいて群体全体では２ｍ〜３ｍもの長さになるそうです。ほとんどまっすぐなものや緩やかならせん状にねじれた形をしたものもいます。錦江湾では岩礁の斜面にムチカラマツの群生が見られその間をアカオビハナダイ...