スズメダイ科 生息地:琉球列島、西部太平洋オレンジ色の体色で目の後ろに1本だけ白い横帯が見られます。サンゴ礁域の浅い海底に生息し、タマイタダキイソギンチャクなどと共生しています。飼育していると他のクマノミの仲間に比べ気が強い印象を受けるそうです。この水槽のトップへ

浅瀬サンゴ礁とクマノミの水槽(2-3)
黒潮大水槽のトンネルを抜けた先にある明るい光あふれる水槽にいるクマノミたちやサンゴなどの生き物の簡単な紹介です。

黒潮水槽のトンネルを抜けた先に待っている
かわいらしいクマノミたちが泳いでいる水槽です。
魚たちのかわいらしさだけに目がいきがちですが
水槽内にはカタトサカ属、ウミキノコ属、ウネタケ属などの
様々なソフトコーラルがいます。
キノコのように見えたり
岩にへばりついたカビのように見えたりしますが
これらもサンゴの仲間で
植物ではなく
りっぱな「動物」です。
これらのソフトコーラルは
小さなポリプの集まりから成り立っていて
体の中に植物の褐虫藻を共生させ
褐虫藻が光合成を行うことで作り出す栄養を
もらって生活しています。
ソフトコーラルではないですが
水槽内にいるヒレジャコガイも
体内に褐虫藻を共生させている
生き物の一つです。
太陽の恵みによってサンゴが育ち
育ったサンゴを住み家にしたり餌にしたりして生きる
魚や他の生き物たちがいる。
海の中にも
太陽の恵みによって支えられている生物が
たくさんいると気づくことができる水槽です。